昨日、熊本県立劇場で
子どもの未来を守る会「特別講演会」がありました。
教育的立場から「知を育む」
仏教的立場から「感性を育む」
キリスト教的立場から「愛を育む」
医学的立場から「脳と心を育む」
いじめや虐待など現在の子どもの悲惨な事態に、
子どもの未来を守るために必要なことをそれぞれの専門家がお話されました。
オレンジの会(国際交流活動)で繋がりのあるオレゴン異文化協会の会長、
小沢勝義さんのスピーチ。
カツさんは日本の方ではございますが、長年アメリカやフランスにいらっしゃるため
日本語よりも英語のほうがお得意であられます。
英語に興味を持ち、海外で勉強したいと高校卒業後に夢を抱き、
両親や親戚に大反対されながらも、確固たる決心のもと、単独で渡米をされたそうです。
お母様が船に乗るカツさんのお見送りの時に、頑張って涙をこらえられていたというエピソード。
涙ぐまれるシーンもあり、こちらもジーンと目頭が熱くなりました。
それからアメリカで高校、大学、大学院、フランスのリヨン大学でさらにお勉強され、
アメリカに戻られて博士号取得。
アメリカ人に英語を教える日本人の先生、当時は偏見もあり、大変苦労されたそうです。
しかし苦労を苦労と思わないほどそれ以上に楽しく、一番成長した日々だったと仰っていました。
2年前にリタイヤされましたが、
現在もライフワークとしてオレゴン州の学生と日本の国際交流活動に加え、
ベトナムではボランティアで英語を教えていらっしゃいます。
「夢」や「希望」や「ロマン」を持つ事、
またその夢をつかむために努力することの素晴らしさを改めて教えて頂いたように思います。
物が豊かになりすぎて心が貧しくなったのでしょうか、
子どもが夢を持てない環境は寂しいですね。
何が幸せなのか。
人は必ず寄り合って成り立ち、支え合うことの喜び、心の豊かさを増やしたい。
「幸せの国」と称されるブータンでは、
誰もが生きとし生けるものすべての幸せを願ってお祈りし、
支えられ、支えていくことが喜びであり、皆が口を揃えて「幸せです」と言うのだそうです。
先日のピアノコンクール優勝で話題になった辻井伸行さんのお話もありました。
辻井伸行さんのお母様は盲目の息子さんを小さい頃から美術館や花火大会に連れて行かれたそうです。
お母様が目に見えるように毎回説明してくれたので、辻井さんご自身は
「心の目で何でも見える。不自由はない。」そうなのです。
子どもの感性は愛情で育つ。
とても有意義な時間になりました。
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